ミュージカル「ハル」前編
平成の間に更新しようと思っていたのですが気付けば平成も終わり令和に突入しました(笑)
令和になったからといって特にこれといって何かが変わったわけでもないですが…
そんな私自身のことはさておき笑
平成最後のミュージカル「ハル」に行ってきたのでその感想を!!!
4/1〜4/28まで全25公演ありました!
東京は初日のみ入ったのですが、、、
大阪は毎日(平日の昼公演を除く)ありがたいことに入らせていただきました❤︎
その中で私が感じたことを文章にしていきたいと思います。メモは取らない主義なので色んなことを思い起こしながらの文章になりますがよろしければ最後まで読んでください。シーンが前後すると思いますが、ご了承を。
第1幕
・偽りの手紙
1幕で薮さんが出てきたところから歌い出します。「お元気ですか?僕はとても元気です〜(省略)」という一見普通の手紙の冒頭ですが、これがミュージカルになるなんてってはじめ聞いた時は思いました。個人的にこの曲のテンポとか好きです笑
また曲の途中で「俺は一体誰なんだ」というセリフがあり、そこから全く違う曲調になります。それが偽りの手紙。省略したので先程は書きませんでしたが、サッカーの試合の話や勉強頑張って東大も夢じゃないなどの内容を手紙に書いてますけど、実際はサッカーなんてしてないんです。それが偽り。そして個人的にですけど、この手紙は修一(ハルの親友)とリンクしてる部分があるのかなって。仮に修一とリンクしているのであればかなり細かく細工してあるんだなと思います。
・流星群を見に行くシーン
修一を含む仲間と流星群を見に行くのですが、まあ色々空回りしてしまうハル。流星群はどーやってできているのなどウンチクを話し出すハル。「流星群は綺麗なんかじゃない。軸を中心にしてぐるぐるぐるぐる。虚しい。虚しすぎる。(ニュアンス)」このウンチクを話し出す感じはほんまに薮宏太やからこのシーン入れたのってくらいウンチク大好きな薮さんにもってこいのシーンだと思う。表情は複雑だけど。その後の男子高生くん(ごめんなさい名前わからない)が「俺初めて回転寿司の気持ちがわかったよ!!!ぐるぐるぐるぐる〜!!!」って言いながら歌い出すところ好き笑 「トロは中トロコハダアジ(ヘイラッシャイ)」楽しそうやから混ざりたくなるごめんね名前わからなくて調べるね、、、笑
結局流星は見えないんだけど、街のみんなで歌い出す「流星の下で 仲間と語ろう〜」の歌がほんまに好きで好きでたまりません。ここは薮さんいないけどひたすらに井上花菜ちゃん(若い夫婦役の女の子)観てます可愛いから気になったら調べてみてください。笑
・祖母とのシーン
一番心が和らぐシーンでハルにとって祖母は心の拠り所なんだなって。血圧測ってる時に嘘を書こうとする祖母に「こらっ!」て机叩くところ好きだなあ。「やりたいことを 追いかけるのそれが人生 胸がときめく瞬間を 逃しちゃだめよ」ここの歌はすごく心にくる。やりたいことはできる時にやらなきゃって思わせてくれる。
やから私もやりたいことってたくさんあるけど若いうちにやらなきゃなって思う笑
・真由と出逢うシーン
このシーン好きなんですよ。色んなハルの表情が見られるので。本当はこのシーン全て文字起こししたいくらいです。けどやめときます脳内再生だけにしときます。真由が舞台の後ろから走ってきてボクシングのシャドーをするシーンがハルと真由の出逢いです。いきなり現れた真由を思わず睨みつけてしまうハル。そんなハルに一言「知らない人睨みつけちゃいけないってママに教わらなかった?」この一言一般的にも通用するわけで。ちょっとした単純な理由で睨んだりする人いると思います。それはいいことなのか悪いことなのかこの一言に全てが詰まっていると思います。
「この街にジムないの?」「ジャングルジム?」「違う!ボクシングジム!!!」ここの流れがかなり好きで、ジャングルジムって言う薮さんが薮さんすぎて一人で初日笑ってた←
そんなこんなで真由と出会ったハル。真由がボクシングしてる姿がかっこよくてそんな真由に感化されてボクシングに興味を持ち出します。
「出会っちゃんだよボクシングに!」
真由がそんなこのシーンで唄い出します。きいちゃんよ歌声をちゃんと聞いたことなかったのですがめちゃくちゃ上手!とても声が透き通ってて素敵です。ずっと聴いてられます。目もすごくキラキラしてて未来が楽しみって感じに見えるんですこのシーンでは。
・会社でのシーン
このシーンは簡潔に。会社で働いてる姿が表されてます。そしてパラダイスワールドの話もちらっと。そして大川さんが身体を動かして筋肉体操を始めるときに、会社に電話がかかってきますそのシーンが好きで、、、
その電話に石坂さんが出るか浅野さんが出るか長谷川さんが出るかがいつも違っていて、個人的にそこは楽しみでした。浅野さんが出ることが多かったかなあ、、、
大千秋楽では電話は石坂さんがとって、3人で話してみたいな感じでした!!!
・ボクシングジムに行くシーン
このシーンは色々あるんだけど。サンドバッグを触ってキラキラ目を輝かす真由。そんな真由には目もくれずにハルと喋り出す大川さん。
このシーンでのちょま!?(ちょっとまじで)とかえぐやば!!(えぐいほどやばい)って言うシーン好き。そんなこと言ってる間に真由がハルにボクシング教え出すんだけど。最初は下手くそな演技してるのも見所かな。「顎引いて!脇締めて!」言われた時にちゃんと顎を思いっきり引いたり脇をギュって締めるところとか素直だし、やる気に満ち溢れてるハルで。そんなハルを観てるとなんか私も仕事とか頑張らなきゃならないなって思わされました。
・広場の話
ハルの父親が亡くなった時の話。このシーンは私の個人的に涙腺が緩くなるんですけど。父親の死の真相が明らかになるシーン。パラダイスワールドの建設のお話だったり、神尾ジムの神尾さんのところでボクシングをハルがやるのを嫌がるのには色んな理由があって…
神尾さんが実は裏で金の運び役として動いてたり、辞めたかったけど辞めたから計画が丸潰れにされると脅されていたり様々なことがここのシーンで明かされます。
そして、安蘭けいさんからミュージカルが始まりもう何って歌がうますぎてサッと心に入ってきて染み渡りますそしてもう気づいたら涙が出てます、、、
そこにハルと神尾さんが混じりとても素敵な歌になります。最高すぎます。すごく素敵なハーモニーです。心地よすぎるハーモニーです。
・心臓の話
ハルが母親に神尾ジムは辞めなさいと言われて落ち込んでいるこのシーン。
「母親に言われたから諦めるんだ。ふーん。なに?マザコン?」という真由。この言葉ハルの心にすごく響いてるんだろうなあと思いながら観てました。この後に歌があります。歌詞をちゃんと覚えていないんですけど、「〜この心臓をぉぉぉぉぉ」って感じの歌い方です。
「心臓移植したんだ、、、。」きっとこの一言で真由はそれ私の心臓なのにって思ったんだろうなあと。言葉には出さないけどね。心臓移植の話からお互いのことをもっと知ろうという流れになりお互いの話をします。この後の真由の歌詞とか歌い方がすごくてめちゃくちゃ引き込まれて。「私だって言われたよ 目障りだ 死ねって」これ中々心に響きました。ひどい言葉しか出てこない歌詞。心が奪われて気づいたら泣いていました。歌が上手いなあとか分析するほど余裕な気持ちではなくて、、、
ああ、なんて残酷なんやろうって。
あと前後しちゃうけど、真由のカフェでの話。女の子なら誰しも経験したことがあると思う友達とカフェに行くこと実際私もある。難しいよね女の子の友達ってとおもう。
でもここのシーンでお互いのことを知ることができて歩み寄れたんだろうなハルと真由は。
ここからハルが練習をちゃんとやりだす。
ハルがシャドーしてるところで1幕は終了。
1幕の感想を言うと、とにかく歌が上手い。
それは薮さんだけに限らず皆さん歌が上手い。
うますぎて、ああここの歌は最高だなって言うシーンが沢山ある。ありすぎて困る。あとハルの気持ちの変化がみててすごくわかるから相当演技もしてるだろうし頑張ってるんだろうなあって。ボクシングもかなり上達してるはずやのに初歩の段階から舞台で毎回やらなきゃならない。シャドーの仕方も今日はいつもとちょっと違うとか色々と楽しみ方もあるなぁって。
そんな感じの1幕でした。
また2幕のことも更新しますーーー。
ブログに書きますと友達に宣言してから早1ヶ月が経ちそうです。笑
2幕いつ更新するかわからないですけど、できるときに更新していきます!!!
ながーい文章を読んでいただきありがとうございました。